アロマオイルの世界では、別名「アロマの王様」と言われてます。
(バラ・ローズが女王様)
フランキンセンス(乳香)とは、地中海沿岸に生育する樹木、
ムクロジ目カンラン科ボスウェリア属の樹木から分泌される樹脂のことです。
樹液は空気に触れると乳白色~橙色の涙滴状の塊となり、
その様子から乳香の名がつけられました。
フランキンセンスという名前の由来は、古いフランス語では「本当の香り」
フランク・エンチェンツから由来しています。
大変、貴重で「金」よりも価値がある時代もあったようで
古代ローマ時代の戦争の戦利品として金より早く奪い取ったとされてます。
また、精製技術が進みオイルとしての流通量が
多くなると戦争の時の「止血剤」としても重宝されたようです。
フランキンセンスとの人類の関わりは古く、
紀元前40世紀のエジプトの墳墓から埋葬品として発掘されているため、
このころにはすでに焚いて香として利用されていたと推定されます。
古代エジプトでは神に捧げるための神聖な香として用いられていました。
また、古代エジプトではフェイシャルパックや、
ミイラの防腐剤・防虫剤に使われていたそうです。
神に捧げるための香という点は古代のユダヤ人たちにも受け継がれており、
聖書にも神に捧げる香の調合に乳香の記述が見られる。
東方の三博士がイエス・キリストの誕生の時に捧げた
3つの贈り物の中にフランキンセンスがあります。
①黄金、 偉大な商人の証
②ミルラ(アロマ) 偉大な医師の証
③フランキンセンス (アロマ) 偉大な預言者の証
この3つが献上され、内2つがアロマオイルの原料です。
*****主な作用*****
・リラックス効果
・免疫強化
・抗感染
・抗酸化
・抗うつ作用
・皮膚細胞再生促進
・鎮痛
・消化促進
・利尿作用
・子宮強壮
・風邪
・ぜんそく
・不眠
・防腐
オイルの使用方法ですが・・・
これも万能で色々使えますが「若返り」のアロマとして
特に美容係にいいですね。
オイリー肌でもドライ肌でも使えます。
基礎化粧の乳液に数滴まぜたり、(ココナッツオイルでも可)
ボデイクリームに混ぜたり、コンデイショナーと混ぜてトリートメント・・・
粘膜強化作用もあるので、セキ(特にぜんそく)には、
洗面器にお湯をはり、数滴おとして
蒸気を吸い込むとセキが収まります。
頭痛にもコメカミに塗布したり
部屋にドユフューズしたりでも効果出たりしますね。
必ず100%ピュアなオイルをご使用下さい。
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